えぬのびー

ニートの (くだらないことを書く) ブログ

「なお、このメッセージは自動的に消滅する」

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「なお、このメッセージは自動的に消滅する」

 

ーーーそんなことは、ないのです。

 

突然ですが、誰にだって大事なものの一つや二つ、あるものですよね。

それは家族なのか、友達なのか、または物なのか、人それぞれだと思います。

ただ、それが大事だとはわかっていても、存在している時はそれが当たり前すぎて、本当の大切さにはなかなか気付けないものです。

そして、それをいざ、失くした時。

あぁ、自分はこの存在をこんなにも大切に思っていたのだなと、やっと思い知るのです。

 

そう、人が大事なものの大切さを学ぶ時は、いつだって失くした後なのです。

心にはポッカリと穴が空いたように、まるで銃で撃たれて風穴が空いてしまったかのように、虚無感でいっぱいになることでしょう。

あの時こうしていれば、こうしてやれていたらと後悔するのは、いつだって失くしてから。

「形あるものにはいつか終わりが来る」とは言いますが、やはり寂しいものです。

 

しかし、実体そのものがなくなったとしても、存在までなくなることはありません。

確かに、姿かたちが消えてしまっては「存在しない」ことになるのかもしれませんが、誰かが覚えてさえすれば、それは存在すると言ってもよいと思うのです。

 

心に穴が空いたとしても、思い出までは消えません。

心に穴が空いたとしても、「存在していたこと」を否定することは出来ません。

それは即ち、人の心の中に生き続けている、息づいていることと同義です。

 

さて、ボスがスパイに司令を出す際、大抵消滅機能ありきの連絡手段を取ります。

例えば、カセットテープにメッセージが吹き込まれていて、司令を聞き終わると、

 

「なお、このメッセージは自動的に消滅する」

 

と音声が流れ、煙が吹き上がり、テープはオシャカです。

メッセージは消滅されます。

 

…本当に、そうでしょうか?

本当に、消滅してしまったのでしょうか?

答えはNO。

メッセージはスパイの中に、スパイの心の中に、生き続けているのです。

 

その証拠に、スパイが司令内容をペラペラと喋ってしまったらどうなるでしょうか?

当然、ミッションはインポッシブルです。

 

そうなのです。

もうお気付きかと思いますが、これはメッセージが消滅していないのと同義ということになるのです。

 

つまり、メッセージちゃんは生きています。

スパイの心の中に、あなたの心の中に、生き続けているのです。

 

なお、このくだらないブログは残念ながら自動的に消滅しません。

 

 

 

おわり