えぬのびー

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大事になすってください

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なんでも鑑定団を見ていると、鑑定士の中島誠之助先生が「大事になすってください」と、依頼人に向けてよくおっしゃいますよね。
 
この言葉は希少なお宝ならもちろんですが、そうでないものの時でも別け隔てなくおっしゃいます。先生の「モノを大事にしてほしい」という気持ちが伝わってくる、とても素敵な言葉です。
 
と、ここで思うのですが、高額鑑定された依頼人はこの言葉をどう思っているのでしょうか。
 
もちろん先生の言葉が心に響き、それまでと変わらず大事にする方もいるでしょう。でも、その時は「はい、大事にします!」と言っておきながら頭の中ではおたからやとかメルカリのことしか考えていない人もいるのではないでしょうか。右耳に「なすってください」が入る頃には「大事に」は左耳から出て、既にテレ東を出発している人も少なくないと思うのです。
 
それに、有名な鑑定士の箔がついてしまったからには、依頼人のお宝に対する接し方が変わってしまうのも事実です。
 
見た目が不潔そうな人でも職業が弁護士とわかった途端「ところで彼女いらっしゃいますか?」と聞いてしまうのと同じです。しょうがないです。
 
だもんで、依頼人の何割かは「換金」という形でそのお宝を、ある意味大事になすってしまうと思うのです。ものすごく偏見ですが。
 
そう考えると、「あのお宝は今!?」的な企画をしたら面白いと思うのです。
 
突然アポなしで過去の依頼人の家に突撃取材したら、何割の方が今もお宝を大事になすっているのでしょう。
 
当然変わらず大事になすっている人もいると思います。一方で、無言で預金通帳を持ってきて「今はこれに変わったよ」と言わんばかりにニヤッと笑い、暗に伝えてくる人もいるかもしれません。むしろ僕はそういうのが見たい。
 
中には「あのお宝が高額鑑定されてしまったばっかりに、家族の目の色が変わってしまってね…。ワシはあのお宝を大事にしたいのに、家族が換金しろとうるさくて…。しまいには換金するまで家を出るとまで言われて、今ではこの家にワシひとり…。なぁ…ワシの幸せを返しておくれよ!?なぁ!?なんでも鑑定団さんよぉ!」と、取り乱す人もいるかもしれません。
 
それをスタジオで見ていた中島先生は「私はね、お宝は鑑定できるけども、人の人生の行末までは鑑定できないんですよ。」とか言いそう。
 
…なんの話だよ。
 
まあそもそも依頼人のお宝ですから、大事になするか大事になすらないかはその人の勝手。僕がとやかく言える筋合いはありません。
 
それよりも、あなた自身の人生を大事になすってください(やかましい)。
 
 
おわり