えぬのびー

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匿名係

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某相棒系刑事ドラマの中で、「匿名係」なるものが出てきます。

主人公二人の刑事が所属する、少し特殊な部署です。

 

匿名…。

 

一体、何をひた隠しにしているのでしょうか?

 

僕は某相棒系刑事ドラマの熱心なファンではないので、よく知らないのです。

よく知らないので、とりあえず匿名係がなんなのか想像で書きます。

 

とりあえず、主人公は二人です。

紅茶を高い位置から注ぐダンディな刑事と、反町さんです。

二人はぷり

二人は相棒です。

バディです。

ブラザーです。

 

そして、二人の刑事は必死に何かを「匿名」しています。

それは一体何か?

一体何の名前を秘匿しているのか?

 

匿名と言ったら一つしかありませんね。

もうおわかりでしょう?

 

そうです。

 

ラジオです。

 

ラジオにハガキを送る際の名前に決まっているのです。

 

つまり、全国のハガキに書いてある名前の横に、勝手に「匿名希望」と書き足しているのです。

「別に本名出てもいっか」と考えている人のハガキでさえ、勝手に匿名を希望させてしまうのです。

 

ではどうやって匿名を絶望している人のハガキを希望に変えるか?

やり方は至ってシンプルです。

まず、郵便局員に警察手帳を見せポストの鍵を開けさせ、すべてのハガキを回収。そして、その中から宛先がラジオ局のハガキのみ選り分け、更に匿名を希望していない人のハガキを抽出。そしてやっと匿名を希望させるのです。

 

ただ、作業は大変です。

いくらメール社会になったからと言って、それでも一日のハガキの量はかなりのものになります。

そこに一つ一つ、手作業で「匿名希望」と書き足していく…。

おそらくベルマークの集計くらい大変です。

 

いつも紅茶を優雅に飲むあのダンディな刑事も、そして反町さんも、このような血の滲む努力を裏で行っていたのです。

いやはや感服でございます。


ただ、ここで疑問が残ります。

そもそもなぜこんなことをするのでしょうか?

匿名を絶望している人を勝手に希望させても、普通はありがた迷惑だとお思いになりますよね。

 

しかし、考えてもみてください。

昨今のインターネットにおけるプライバシーの無さ。

そして、誰でも他人の情報を容易に取得できる、このシステム。

 

恐ろしいとは思いませんか?

思いますよね?

ええ、思いますとも。

 

そして、匿名を絶望する人は、そんなプライバシーに鈍感だとも言えなくもありません。

そうなのです。

あの刑事二人は、そんなプライバシーに鈍感な人達を守るべく、日々汗水垂らしながら頑張っている、言わば人力セキュリティシステム。

表舞台では片手間で事件を解決し、いつもの料亭で一杯。

そして、裏では人々のプライバシーを守るべく、せっせと匿名希望活動。

…頭が上がりません。

 

これが「匿名係」の真実だったのです。

 

 

 

はいぃ~?

 

 

おわり